2017.08.08 | 焼戻し金型押さえM27ボルトのボルトテンショナー実績 |
ボルトテンショナーでM27ボルト締め実績
ワッシャの製造工程で焼戻しが行われる圧縮作業にボルトテンショナーを採用。
両端の金型で押さえ込み、焼戻しの際に50枚程度のワッシャ製品が変形しないように圧縮固定します。圧縮固定後に400℃の炉に入れ、冷却後にボルトの緩め作業を行います。
今まではボルトをトルク管理で回転締めしていくと、ある一定の力が掛かった時点で金型が回転し始め、挟まれた間のワッシャ製品も回転してセンターの芯からズレてしまっていました。その状態で、焼戻しを行うと仕上がりが悪くなり悩まされていました。
そこでボルトテンショナーを採用した事で、締結時の摩擦の影響がなく軸方向の引っ張りのみになる為、芯がズレることなく安定した圧縮が出来るようになりました。
ボルトテンショナー 使用機種:BT150T-27 最大軸力 233kN
M18・M22・M27ボルト締結用
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